飲食店の集客方法10選|新規客とリピーターを増やす施策
飲食店の集客は、Googleマップと口コミで「探している人」に見つけてもらう施策と、再来店の仕組みでリピーターを積み上げる施策の2つを土台にし、SNS・店頭・イベント送客を上乗せしていくのが基本である。
飲食店の集客方法はどう選べばいい?
集客方法は、新規客を増やす施策とリピーターを増やす施策に分けてから選びます。新規客向けの施策は「まだ店を知らない人との接点をつくる」もの、リピーター向けの施策は「一度来た人が戻ってくる理由をつくる」もので、効く場面がまったく違うからです。
多くの飲食店では、集客というと新規客向けの施策ばかりに目が向きます。しかし新規客の獲得には時間と費用がかかり、来た人が定着しなければ費用を払い続けることになります。本記事では10の施策を「見つけてもらう」「来店前の接点を増やす」「店の外で集める」「もう一度来てもらう」の4つに束ねて紹介します。
Googleマップと検索で見つけてもらうには?
1つ目はGoogleビジネスプロフィールの整備、いわゆるMEO対策です。「池袋 居酒屋」のように地域と業態で探す人は、来店する意思がすでにある人です。店名・カテゴリ・営業時間・メニュー・写真を揃え、定期的に投稿することで、こうした人の検索結果に表示されやすくなります。当社ではポーカー店を「東京 ポーカー」で2週間で1位にした実績があります(自社調べ・計測時点の順位)。
2つ目は口コミの蓄積です。Googleマップで店を比較する人は、評価の点数と最近の口コミの内容を見て来店を決めます。会計時の声かけや卓上のQRコードで、来店客に自然にお願いする導線をつくります。特典と引き換えの依頼や口コミの購入はGoogleのポリシー違反なので行いません。
3つ目は自店のホームページとAI検索への対応です。ChatGPTなどの生成AIに「〇〇駅でおすすめのランチ」と聞く人が増えており、店の情報がテキストで整理されていないと引用されません。メニュー・価格・こだわりを自店のサイトに文章で載せ、Googleビジネスプロフィールと表記を揃えておきます。
SNSやLINEで来店前の接点を増やすには?
4つ目はInstagramなどのSNSです。料理や店内の写真で「行ってみたい」をつくる媒体で、地域名と料理名のハッシュタグ、位置情報の設定が基本です。フォロワー数より、投稿を見た人がプロフィールからGoogleマップや予約ページに移動できる導線があるかが重要です。
5つ目はグルメサイト・予約サイトです。掲載料や送客手数料がかかりますが、宴会や記念日など「予約してから行く」利用には強い媒体です。依存しすぎると利益が薄くなるため、ここで来た客をLINEやGoogleマップの口コミへつなぐ設計が必要です。
6つ目はLINE公式アカウントです。来店客に登録してもらえれば、店側から連絡できる数少ない手段になります。新メニューや季節の案内を送れる状態をつくることで、後述するリピーター施策の土台になります。登録の案内は会計時の一言と卓上のカードを組み合わせ、「登録すると何が届くか」を具体的に伝えると登録率が上がります。
店の外で客を集める方法は?
7つ目は看板と店頭です。通りがかりの人にとって、外から中の様子と価格がわかるかどうかは来店率を大きく左右します。メニューの写真と価格を店頭に出す、営業中であることをわかるようにする、といった基本の見直しだけで通行人の入店が変わることがあります。
8つ目は交流会・イベントからの送客です。オンライン施策は効果が出るまでに数か月かかるため、その間の売上をどうつくるかが課題になります。当社では自社主催の経営者向け交流会を月10回以上開催し、参加者を支援先の店舗へ送客しており、支援初月に月商プラス80万円を達成した飲食店の事例があります。
9つ目は近隣の企業・施設への案内です。オフィス街ならランチや宴会の幹事、住宅街なら家族利用といった具合に、徒歩圏の人に直接届ける方法です。チラシやポスティングは反応率が読みにくいため、小さく試して反応を計測してから広げます。
リピーターを増やす仕組みはどうつくる?
10個目は再来店の仕組みづくりです。飲食店の売上は、新規客の獲得よりリピーターの定着で安定します。「次に来る理由」を店側からつくることが要点で、次回の限定メニューを会計時に伝える、LINEで季節の案内を送る、名前と好みを覚えて接客に反映する、といった小さな積み重ねが効きます。
リピート率は施策を打つ前に計測しておきます。POSや予約データ、LINEの登録者数から、来店客のうちどれくらいが再来店しているかを把握し、月ごとの推移を見ます。数字が見えると、新規集客に費用をかけるべきか、定着に注力すべきかの判断ができるようになります。
10の施策はどの順番で進めるべき?
順番は、リピートの仕組みとGoogleマップの整備を先に、SNSや広告・イベントは後に進めます。受け皿ができていない状態で新規客を集めても、一度きりの来店で終わってしまい、費用だけが出ていくからです。
当社が月商14万円の個人経営の飲食店を6か月で月商70万円まで押し上げた事例でも、一度にすべてを動かしたわけではありません。Googleビジネスプロフィールの表示回数・経路検索数、来店数・客単価・リピート率を継続的に計測し、効果の薄い施策を止めて伸びている施策に寄せていく進め方をとりました。
- 1. 現状の客数・客単価・リピート率を計測できる状態にする
- 2. Googleビジネスプロフィールの基本情報・写真・メニューを整える
- 3. 会計時・卓上に口コミとLINE登録の導線をつくる
- 4. 店頭・看板を外から見て見直す
- 5. SNS・グルメサイト・イベント送客を追加し、効果を計測しながら取捨選択する
集客の実行を依頼した場合、どんな結果が出ている?
株式会社Wolfの店舗コンサル事業では、飲食店を中心に100店舗以上の支援実績があります。個人経営の飲食店では6か月の伴走で月商14万円が70万円になり、原価率も10ポイント改善しました(2026年3月公開の事例)。
別の飲食店では、オンラインの集客施策と当社主催イベントからの送客を併用し、支援初月に月商プラス80万円を達成しています。月額コンサルティングは個別見積で、MEO(Googleマップ)の運用だけを切り出す場合は月額3.3万円(税込)からです。初回の現状診断は無料です。ご相談はメール(info@wolf-g.jp)で受け付けています。
参考・出典
この記事の内容の裏付けとして参照した一次情報(公的機関・公式ドキュメント)と、関連するページです。
この記事の発行元
この記事は、株式会社Wolf(Wolf Inc.・法人番号4011001165835、令和6年(2024年)11月6日設立)が公開しています。
掲載内容は公開日(2026-09-06)時点の情報です。最終更新日は2026-09-12です。事実関係に変更があった場合は本ページを更新し、更新日を明記します。
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