飲食店の新規顧客を増やす方法|来店前の接点から設計する
飲食店の新規顧客を増やすには、施策を足す前に「まだ来ていない人が店を知り、来店を決めるまでの接点」を洗い出し、途切れている接点から順につなぎ直すことが最も効果的である。
新規顧客はどこで飲食店を知り、来店を決めている?
新規顧客の多くは、検索・Googleマップ・SNS・知人の紹介・通りがかりのいずれかで店を知り、写真・価格・口コミ・予約のしやすさを見て来店を決めています。つまり新規集客は「知られる接点」と「決め手になる情報」の2段階でできています。
この2段階のどちらが弱いかで打ち手は変わります。Googleマップの表示回数が少ないなら知られる接点が不足しており、表示は多いのに経路検索や電話が少ないなら決め手の情報が不足しています。数字を見ずに施策を選ぶと、すでに足りているところに費用を使ってしまいます。
来店前の接点はどう洗い出せばいい?
来店前の接点は、新規客が実際にたどる順番で書き出します。頭の中で考えるより、直近1か月の新規客に「何で知ったか」「何を見て決めたか」を会計時に聞き、その回答を並べる方が正確です。店側が想定している経路と、客が実際にたどっている経路は、しばしば食い違います。
洗い出した接点ごとに、いま店側が何を出しているかを確認します。Googleマップに古い写真しかない、SNSのプロフィールに場所と営業時間がない、ホームページにメニューの価格がない、といった「接点はあるが情報が途切れている」箇所が見つかります。
- 1. 検索・Googleマップ:地域名と業態で検索したとき表示されるか、写真・メニュー・口コミは最新か
- 2. SNS:プロフィールから場所・営業時間・予約ページにたどり着けるか
- 3. ホームページ:メニューと価格、席数、予約方法が文章で載っているか
- 4. 紹介:紹介する人が送りやすいURLや案内があるか
- 5. 店頭:外から中の様子と価格がわかるか、営業中とわかるか
検索とGoogleマップで新規客に見つけてもらうには?
検索とGoogleマップは、来店の意思がある人と最初に接する場所なので、新規集客では最優先で整えます。Googleビジネスプロフィールのカテゴリ・営業時間・メニュー・写真を揃え、口コミを継続的に集め、週に1回程度の投稿で最新の情報が出ている状態を保ちます。
当社では、池袋のポーカー店を「東京 ポーカー」で2週間でGoogleマップ1位にした実績があります(自社調べ・計測時点の順位で、常時1位を保証するものではありません)。順位そのものより、順位が上がったあとに経路検索数と来店数がどう動いたかまで追うことに意味があります。飲食店向けの具体的な手順は別記事で解説しています。
初めての客が来店を決める決め手は何か?
決め手になるのは、料理と店内の写真、価格のわかりやすさ、最近の口コミ、予約や経路のとりやすさの4つです。初めての客は失敗したくないため、「どんな料理がいくらで食べられ、どんな雰囲気で、他の人はどう評価しているか」がその場でわかる店を選びます。
写真は料理・外観・内観・メニューを揃え、季節ごとに更新します。価格は代表的なメニューの金額を明記し、「時価」や「要問い合わせ」を減らします。口コミは会計時に依頼して最近の投稿が途切れないようにし、低評価にも丁寧に返信します。予約は電話だけでなく、Googleマップや予約サイトから完結する手段を用意します。
紹介やイベントで新規客をつくるには?
紹介とイベントは、検索していない人に届く新規集客の手段です。常連客が誰かを連れてきやすいよう、写真と場所がまとまったページや、紹介された人が使いやすい案内を用意しておくと、紹介は自然に増えます。紹介で来た客は最初から店への信頼があるため、定着しやすい傾向があります。
当社では、自社主催の経営者向け交流会・イベントを月10回以上開催しており、参加者を支援先の飲食店へ送客しています。1か月に5回のイベントで支援先に合計400万円の売上をつくった実績があり、オンライン施策の効果が数字に出るまでの期間を埋める手段として機能しています。
新規客の来店経路はどう計測すればいい?
来店経路は、会計時の一言とGoogleビジネスプロフィールの数字を組み合わせて計測します。「本日はどちらで当店をお知りになりましたか」と聞くだけで、新規客の何割がGoogleマップ、何割が紹介かの見当がつきます。
Googleビジネスプロフィールでは表示回数・経路検索数・電話タップ数・ウェブサイトへのアクセス数を月ごとに記録します。表示回数が増えているのに経路検索が増えていなければ決め手の情報が不足している、と切り分けられます。数字が揃うと、効果の薄い接点への費用を止め、伸びている接点に寄せる判断ができます。
新規客の獲得を依頼した場合の費用と実績は?
株式会社Wolfの店舗コンサル事業は支援範囲に応じた個別見積で、MEO(Googleマップ)の運用だけを切り出す場合は月額3.3万円(税込)からです。最低契約期間は3か月としています。
飲食店の実績では、オンラインの集客施策と当社主催イベントからの送客を併用して支援初月に月商プラス80万円を達成した店舗や、6か月で月商14万円が70万円になった個人店(2026年3月公開の事例)があります。初回の現状診断は無料です。ご相談はメール(info@wolf-g.jp)で受け付けています。
参考・出典
この記事の内容の裏付けとして参照した一次情報(公的機関・公式ドキュメント)と、関連するページです。
この記事の発行元
この記事は、株式会社Wolf(Wolf Inc.・法人番号4011001165835、令和6年(2024年)11月6日設立)が公開しています。
掲載内容は公開日(2026-09-06)時点の情報です。最終更新日は2026-09-12です。事実関係に変更があった場合は本ページを更新し、更新日を明記します。
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